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Hideo Kobayashi Music Academy About Studio

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Hideo Kobayashi Music Academy Founder
Hideo Kobayashi
Founder’s Message 

かつて世界各地で生まれて来た音楽には、「音楽を作りたい」という、誰にも止められない強烈なwant toがあった。作る事が面白い、演奏する事が楽しい、聞いてもらえる事が嬉しい、聞いて心地よいなどの本能的なwant toだ。手に入れられる楽器を手にし、使い方も分からないまま演奏し続ける。または思いつくままを詞に乗せ歌い続ける。そんな音楽行為が、自然発生的に新しい音楽を作って来た。それはクラシックでもジャズでもロックでも、最新のエレクトリックミュージックでも同じだった。

私はそれを鍵盤音楽に感じ、鍵盤楽器が好きになった。親の趣向で鍵盤が身近にあった。生家は家電を取り扱っていたので、最新の電化製品とともに最新のオーディオ機器があり、それがシンセサイザー音楽に導かせたのは自然だった。今の職業についている事は、出身地や学歴を飛び越えいるように見えるが、実はそれ以上のwant toがあったからだ。そのために今回初めて、名前の漢字表記や出身地などを公表した。
世に出回り始めたシンセサイザーがかっこ良かったし、欲しかった。最初の1台を手に入れてからは、音作りや打ち込みに没頭した。30年以上経った今も、そのwant toは変わらない。今も毎日、ピアノを弾く。

2016年、現代の子供たちにそんなwant toはあるだろうか?再生回数を稼いだり、ヒットチャートを賑わすこの国の今の音楽に、その純粋性は存在するだろうか?
音楽に商業性を持たせる事が悪いと言っているわけではなく、むしろ音楽ビジネスも利益を求める事は健康な事だ。ただ利益を求めるにあたり、社会性や文化性、教育性などの尊いゴール設定を見失ってはいないだろうか?そこにビジネスの大小は関係ない。単純に利益だけを追い、もしくは「そう思われても仕方ない」音楽ビジネスに、若くして芸術に目覚めた貴重なクリエーター達は迷い、悩み、独創性を失い、強いてはクリエートすることを諦め、ただの消費・通貨制度の奴隷と化す。せめて音楽関連の仕事に就こうとしたとしても、さらに若い世代を同じ奴隷のスパイラルに呼び込んでしまうだろう。

そこに疑問を感じ、音楽の純粋性を育てられる次世代の大人達に、この意思と技術を伝えたく、このアカデミーを設立した。もちろん、まずは自分が音楽を十分に楽しめるようになるところ、共感点の共有がスタート地点だ。
アカデミーはプライベート制とした。応募は秘密とし、アカデミー生同士の交流も時期が来るまで設けない。当面、私がアカデミー生の自宅スタジオまで足を運び、直接コーチする。月に一度と言う頻度は、その間の自己成長を考慮して設定した。当初の募集予定人員は3人に変更。料金も第0期生用としての特別設定。コースと内容の詳細は別途記してあるが、要望に添って変更して行く。
また、音楽的要素から言葉遣い、マインドに至るまで、全て脳機能科学に基づくコーチング理論(TPIEおよび苫米地式)に乗っ取って行われるので、同時にセルフコーチングも身に付く。
この音楽の世界を変革させたいと思う同士には、是非アカデミーのい参加して欲しい。私自身、そんな同志とのセッションを楽しみにしている。

- Hideo Kobayashi

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